製造における技術(ハンズオン):プレーンスティッチ社(PLAIN STITCHES SEWING COMPANY)縫製業,メーカーズロウとの協業

(動画:2分9秒 音が出ます)

この記事は、「ハンズオン」の9番目の記事です。「ハンズオン」は、製造と製造に関わる人々、機械、および製造工程を称えるための一連の非公式の投稿です。

プレーンスティッチ社(PLAIN STITCHES SEWING COMPANY)縫製業

今回は、フィラデルフィアの西75マイル(約120㎞)にあるペンシルベニアのダッチカントリーの中心都市ランカスターで操業しているプレーンスティッチ社へ見学に行きました。オーナーであるジャバン ラップ氏とその家族が出迎えてくれました。この会社は、北米中のアーミッシュやメノナイトの人々のための伝統的で控えめな衣料品製造だけでなく、アメリカの独立したメーカーやデザイナーのための小規模生産にも対応する衣料品縫製会社です。

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最初に、ジャバン氏の義理の父であるジョセフ氏に会いました。彼は、生地や模様の裁断、ミシンの修理を担当しています。 ジャバン氏とジョセフ氏は、中西部のアーミッシュの男性から縫製機器を購入できる機会があることを聞き、その機械を用いて2012年に事業を開始しました。そのため、縫製の実務経験はほとんどありませんが、ジャバン氏のこれまで培った業界のセールスキャリアが会社の立上げに大いに役立ちました。また若者向けの服を作成していたジョセフの妻フェイス氏に合う仕事でしたが、彼女が家事に専念するために当初は服作りには参加しませんでした。子供たちが成長した今、子育ての経験を活かし、今は彼女のスキルを十分に活用しております。

プレーンスティッチ社は家族経営です。ジャバン氏夫妻と娘は両親の隣の敷地内に暮らし、縫製作業は1800年代後半にジャバン氏の妻の祖父母によって建てられた巨大な納屋で行われています。かつては生花事業を本業にしておりましが、今は縫製事業を中心に事業を営んでおります。階下には鶏小屋と馬小屋があり、家族の住居も農場も仕事場も彼らの敷地内に存在します。

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メーカーズロウとの協業について

このビジネスの従業員数は約6人で、北米全体で保守的なキリスト教徒の人々にサービスを提供することに加えて、プレーンスティッチズは他のさまざまな顧客の依頼を喜んで引き受けています。私たちが訪問した時は、フェイス氏はフィラデルフィアのデザイナーのために派手なメンズジャケットに毛皮のフードを縫い付けていました。続けてジャバン氏は発言します「メーカーズ ロウ(Maker’s Row)は(注…B to Bにてアメリカ国内の仕事を協業するサイト)本当に私たちの仕事の取組み方を変化させました」仕事がサイトに掲載され、1日あたり1〜2件の見込み客が集まり、それを積極的に取り入れています。彼にビジネスを拡大して行く機会であるかどうかを尋ねたとき、彼は控えめに言いました。 「このようなビジネス機会はかなり成長する可能性を感じますが、持続可能なビジネスであるかどうかを先ずは見極めます。」

会社の生産能力、設備

プレーンスティッチ社との提携を検討しているデザイナーや衣料品会社は、業界の慣習である最低注文数がないことに対して好意的に考えてます。最低注文数はスタートアップ企業にとって大きなハードルだからです。 50-100ユニットは、小規模なデザイナーにとって一般的ですが、さらに小規模な注文を依頼する交渉が出来ます。プレーンスティッチ社の設備は、シングル針とダブル針の直線縫いミシン、フラットフェルトシームミシン、カバーステッチ、タックミシン、縁かがり用ミシン、結束ミシン、縫い目の見えないミシン等々、幅広い縫製機器 等々があります。

プレーンスティッチ社が提供する仕事の詳細については、こちらをご覧ください。


製造における技術(ハンズオン):プレーンスティッチ社(PLAIN STITCHES SEWING COMPANY)縫製業,メーカーズロウとの協業

2015年3月24日:アナログウォッチコーの投稿

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